すでに汗ばむような気温の日が続いていますが、これから本格的な夏に向けて心配なのは「熱中症」です。

　熱中症対策として一般的に言われるのは、こまめな水分補給やエアコンの上手な活用、規則正しい生活習慣ですが、夏に対策するだけで十分でしょうか。

　熱中症は真夏がピークですが、実は5月から増え始めています。

　そのため、熱中症対策は今から始めることが効果的なのです。

　今のままの体力では、急な暑さに対応できません。そこで、本格的な暑さがやってくる前に「上手に汗をかける体づくり」を始めましょう。

 

ウォーキングで汗かきのトレーニング！

　汗を分泌する汗腺の機能は、寒い冬の間に衰えています。

　汗をかけなくなると熱中症の危険も高まります。

　上手に汗をかけるように、今から適度な運動で汗腺を鍛えましょう。

　⇒　写真や日記を投稿しながら楽しくウォーキング「チャレンジWebウォーク」

 

梅雨の晴れ間は服装の工夫と湿気対策！

　梅雨の時期は湿気が高いため汗が蒸発しにくく、発汗によって体温を下げることが難しくなります。

　また、梅雨の晴れ間は気温が急に高くなることがあるので要注意です。

　⇒　室内ではエアコンの除湿機能を活用し、通気性の高い衣服で過ごしましょう

 

夏本番は熱中症警戒アラートをチェック！

　環境省から発表される熱中症警戒アラートをチェックして、急用以外は外出を控えたり、いつも以上に水分補給を心がけたりしましょう。

　⇒　熱中症警戒アラート（環境省）

　⇒　熱中症予防のための情報・資料サイト（厚生労働省）

 

ヘルシーファミリー倶楽部

　⇒　暑くなる前から始める「時期別」熱中症の新対策

　

　なお、当組合の広報誌「保健だより」では、7月号に熱中症対策の記事を掲載します（7月1日更新）。ぜひご覧ください。